抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,ブラックホールの波動現象を研究するための一つの理論モデルとして利用される「音のブラックホール」という概念は光と音の波動としての類似性に基づいて着想されたが,これに関連して遷音速流を「音のブラックホール」としてとらえ,ブラックホールが引き起こすと考えられているいくつかの現象を流体実験でシミュレートする試みについて紹介した.まずブラックホールと遷音速流がどのような対応関係にあるかを,波動の伝搬の仕方に着目して明らかにし,続いてブラックホールの波動現象のなかでもとりわけ興味のある「ブラックホール・リングダウン」と「ホーキング輻射」とについて解説した。最後にこれらが「音のブラックホール」上でどのように再現されうるかを,著者らのこれまでの研究を紹介しながら考察した。