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J-GLOBAL ID：201002295200585294   整理番号：10A0609268

アイリングモデルを利用した木造住宅における鉄釘の寿命予測

LIFE PREDICTION OF THE NAILED JOINTS IN WOODEN HOUSES BY USING THE EYRING MODEL

著者 (4件)： 石山央樹 (住友林業 筑波研) ,  腰原幹雄 (東大 生産技研) ,  中野一郎 (住友林業 筑波研) ,  関真理子 (住友林業 筑波研)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 16  号： 33  ページ： 453-456  発行年： 2010年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木造住宅躯体内の温湿度計測・高温高湿環境による釘の促進発錆実験と,高分子材料の寿命予測に用いられるアイリングモデルにより,面内耐力壁の釘の寿命予測を試みた。その結果,最も条件が厳しい南面において鉄釘の寿命が約230年と算出され,躯体に乾燥材を用いて木材の含水率の上昇抑制対策,及び釘に表面処理を施せば木構造も十分な耐久性を有していることがわかった。

シソーラス用語： *木構造 ,  独立住宅 ,  *釘 ,  *寿命診断 ,  *数学モデル ,  Arrheniusの式 ,  反応速度 ,  平面計画 ,  外壁 ,  内部温度 ,  年変化 ,  湿度 ,  さび ,  加速試験 ,  表面処理 ,  重量損失 ,  含水量 ,  試験
準シソーラス用語： *Eyringモデル

分類 (2件)： 木構造  (RA04020P) ,  その他の建築部分  (RB03050S)

引用文献 (9件)：

• 1) 堤洋樹、小松幸夫:1980 年以降における木造専用住宅の寿命の推移, 日本建築学会計画系論文集, 第580 号, pp.169-174, 2004.6
• 2) 神山幸弘ほか:木造住宅構造部材の耐久性向上技術に関する研究, 日本建築学会大会学術講演梗概集(北海道), 構造·, pp.1283-1284, 1986.8
• 3) 早川淨:高分子材料の寿命評価·予測法, アイピーシー, 1994.5
• 4) ASTM D 3045-92: Standard practice for heat aging of plastics without load (Reapproved 2003)
• 5) 今村博之ほか:木材利用の科学,共立出版, 1983.3

タイトルに関連する用語 (6件)： アイリングモデル ,  木造 ,  住宅 ,  鉄 ,  釘 ,  寿命予測