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J-GLOBAL ID：201102221297612693   整理番号：10A1252277

固体残渣収率及びリグニン含有量とバイオマス熱分解における速度パラメータの相関

Correlations of kinetic parameters in biomass pyrolysis with solid residue yield and lignin content

著者 (4件)： HASHIMOTO Kenji (Dep. of Chemical Engineering, Kyoto Univ., Kyoto-daigaku Katsura, Nishikyo-ku, Kyoto 615-8510, JPN) ,  HASEGAWA Isao (Dep. of Chemical Engineering, Kyoto Univ., Kyoto-daigaku Katsura, Nishikyo-ku, Kyoto 615-8510, JPN) ,  HAYASHI Junichi (Dep. of Chemical, Energy and Environmental Engineering, Kansai Univ., 3-3-35 Yamate-cho, Suita-shi, Osaka 564-8680, JPN) ,  MAE Kazuhiro (Dep. of Chemical Engineering, Kyoto Univ., Kyoto-daigaku Katsura, Nishikyo-ku, Kyoto 615-8510, JPN)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 90  号： 1  ページ： 104-112  発行年： 2011年01月 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セルロースとリグニンから構成される合成バイオマスと各種のバイオマス(樹幹,樹皮,葉,殻,牧草,食物滓,多糖類)の熱分解の反応速度分析を熱重量分析データを用いて行った。バイオマス熱分解の反応速度は単一のn次反応モデルによって簡単に表現されることが分かった。反応速度パラメータ(頻度因子k₀,活性化エネルギーE,反応次数n)を,先ず熱重量分析曲線を微分し,その後非線形推定法によって予測した。38種類のバイオマス試料と9種類の合成バイオマス試料両方の熱分解の速度パラメータを固体残渣収率ωに関して相関づけられ,相関を示すチャートを提示した。さらに,線形相関がωと木質バイオマス中のリグニン含有量Lの間に見出された。これは,熱重量分析測定から得た,又はバイオマス原料のL値から推定したωの値を用いて,バイオマス熱分解の速度パラメータの予測を可能にした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *バイオマス ,  *熱分解 ,  残留物 ,  リグニン ,  含有量 ,  相関 ,  パラメータ ,  熱重量分析 ,  樹幹 ,  樹皮 ,  葉 ,  牧草 ,  多糖類 ,  *反応速度 ,  数学モデル ,  反応次数 ,  活性化エネルギー ,  頻度因子
準シソーラス用語： 反応速度パラメータ

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

タイトルに関連する用語 (9件)： 固体 ,  残渣 ,  収率 ,  リグニン ,  含有量 ,  バイオマス ,  熱分解 ,  速度パラメータ ,  相関