文献

J-GLOBAL ID：201102242937389853   整理番号：11A0527262

サービス呼び出しのための動的制御メカニズムの設計

Designing Dynamic Control Mechanisms for Service Invocation

著者 (3件)： LIN Donghui (National Inst. of Information and Communications Technol. (NICT), JPN) ,  MURAKAMI Yohei (National Inst. of Information and Communications Technol. (NICT), JPN) ,  TANAKA Masahiro (National Inst. of Information and Communications Technol. (NICT), JPN)
資料名： Journal of Information Processing (Web)  (Journal of Information Processing (Web))
巻： 19  ページ： 52-61 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0109A  ISSN： 1882-6652  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サービスコンポジット環境において,ユーザとサービスエンティティのホストは常に幾何学的に分布している。従って,ユーザが物理的に遠方にあるサービスを呼び出す時,サービスの応答性能は低いかも知れない。サービスプロバイダが,いつもそれらのサービスエンティティが全てのサービスエンティティホストにコピーすることを可能にするわけではないので,この問題は,コンテンツ配信ネットワークの領域において,従来のキャッシング技術によって解決することは困難であった。本稿では,上記の問題を考慮して,サービス呼び出し問題に取り組んだ。最初に,サービスコンポジット環境においてサービス呼び出し問題の形式モデル化を行った。次に,アトミックサービスおよびコンポジットサービスの応答性能を改善するために,いくつかの動的サービスの呼び出し制御メカニズムを設計した。その評価結果により,1)ほとんどのサービス呼び出し要求に対する潜在的ユーザ,および継続的な要求に対する潜在的ユーザの両方を考慮する,アトミックサービスのためのメカニズムは,応答性能を最高に改善できた;()アトミックサービスのグループ特徴を考慮した,コンポジットサービスのためのメカニズムは,他のメカニズムと比べて応答性能をさらに改善できた;3)提案した動的メカニズムはユーザの観点から安定した応答性能をもたらすことができた;事を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *サービス ,  *RPC【計算機】 ,  *制御 ,  機構 ,  合成 ,  集合 ,  コンピュータ ,  応答特性 ,  情報配布 ,  性質 ,  制御機構 ,  *動的制御 ,  コンテンツ配布
準シソーラス用語： アトミック性 ,  エンティティ ,  コンテンツ配信 ,  サービス合成 ,  *遠隔手続呼出し ,  幾何学的広がり

分類 (2件)： 計算機利用技術一般  (JE01000C) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (10件)：

• 1) Ishida, T.: Language grid: An infrastructure for intercultural collaboration, IEEE/IPSJ Symposium on Applications and the Internet (SAINT-06), pp.96-100 (2006).
• 2) Pathan, M. and Buyya, R.: A taxonomy of CDNs, Content Delivery Networks, pp.33-78 (2008).
• 3) Jaeger, M., Rojec-Goldmann, G. and Muhl, G.: QoS aggregation for Web service composition using workflow patterns, Proc. 8th IEEE International Conference on Enterprise Distributed Object Computing, IEEE Computer Society Washington, DC, USA, pp.149-159 (2004).
• 4) Van Der Aalst, W., Ter Hofstede, A., Kiepuszewski, B. and Barros, A.: Workflow patterns, Distributed and Parallel Databases, Vol.14, No.1, pp.5-51 (2003).
• 5) Byun, E. and Kim, J.: DynaGrid: A dynamic service deployment and resource migration framework for WSRF-compliant applications, Parallel Computing, Vol.33, No.4-5, pp.328-338 (2007).

タイトルに関連する用語 (5件)： サービス ,  呼び出し ,  動的制御 ,  メカニズム ,  設計