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J-GLOBAL ID：201102245374181958   整理番号：11A0582383

円筒プランジ研削における工作物温度分布および工作物熱変形量のシミュレーションとインプロセス測定

著者 (6件)： 大西孝 (岡山大 大学院) ,  坂倉守昭 (大同大) ,  篠田崇幸 (岡山大 大学院) ,  和田洋平 (岡山大 大学院) ,  大橋一仁 (岡山大 大学院) ,  塚本真也 (岡山大 大学院)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 55  号： 3  ページ： 161-166  発行年： 2011年03月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 円筒プランジ研削では,加工中に発生する研削熱の多くが工作物内部へ流入することにより工作物が熱膨張し,加工終了後の熱の流出に伴い工作物が収縮する。これらの工作物熱変形が,工作物の仕上げ寸法精度の低下を引き起こす大きな要因となっている。そのため,円筒プランジ研削において高い寸法精度を実現するためには,加工プロセスにおける工作物の熱変形挙動をリアルタイムで把握することが重要であり,熱変形に影響を及ぼす工作物全体の温度分布に注目する必要がある。そこで本研究では,円筒プランジ研削を対象に,工作物温度分布および工作物熱変形量を算出するシミュレーション解析モデルを提案し,加工プロセスにおける温度分布の時間変化および熱変形挙動を解明する。また,新たに開発した工作物温度分布の測定システムを使用して工作物温度分布のインプロセス測定を行うと同時に,工作物熱変形量をインプロセス測定することにより,研削熱が工作物に及ぼす影響を実験的に明らかにし,シミュレーション解析モデルの妥当性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *研削 ,  研磨 ,  *工作物 ,  *温度分布 ,  *熱変形 ,  *インプロセス測定 ,  *シミュレーション ,  加工欠陥 ,  解析モデル ,  時間依存性 ,  熱影響 ,  炭素鋼 ,  研削砥石 ,  内部温度 ,  プランジ研削 ,  円筒研削 ,  *数値シミュレーション ,  機械工作 ,  *計測

分類 (1件)： 研削  (QC03000R)

引用文献 (11件)：

• 中島利勝. 機械加工学. 1983, 156
• NAKAJIMA, T. New Grinding Technique for Zero Size Error with Developed In-process Prediction System of Thermal Deformation of Workpiece. J. Jpn. Soc. Abras. Technol. 2000, 44, 6, 276
• SATO, K. Grinding Temperature Measurement. J. Jpn. Soc. Precis. Eng. 1964, 30, 1, 89
• MOULIK, P. N. Simulation of thermal stresses due to grinding. International journal of Mechanical Sciences. 2001, 43, 3, 831
• SAKAKURA, M. Simulation of thermal deformation of a workpiece in cylindrical plunge grinding process. J. Jpn. Soc. Abras. Technol. 2007, 51, 9, 559

タイトルに関連する用語 (6件)： プランジ研削 ,  工作物 ,  温度分布 ,  変形量 ,  シミュレーション ,  インプロセス測定