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J-GLOBAL ID：201102250537522646   整理番号：11A1127770

円筒プランジ研削における工作物表面温度のインプロセス測定結果を用いた熱変形量の予測システムの開発

著者 (7件)： 大西孝 (岡山大 大学院) ,  坂倉守昭 (大同大) ,  佐伯哲弥 (岡山大 大学院) ,  谷村賢彦 (岡山大 大学院) ,  和田洋平 (岡山大 大学院) ,  大橋一仁 (岡山大 大学院) ,  塚本真也 (岡山大 大学院)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 55  号： 7  ページ： 418-423  発行年： 2011年07月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 円筒プランジ研削においては,研削熱の流入により工作物が熱膨張し,加工終了後に収縮するために工作物径の寸法精度の低下が問題となる。そのため,加工中の工作物熱膨張量をシミュレーション解析により把握することで,寸法精度の向上が期待される。筆者らが開発した研削中の工作物熱変形量のシミュレーション解析手法においては,工作物に流入する研削熱を推定するために研削抵抗の実測が必要であるが,ひずみゲージを用いた研削抵抗の測定では,測定系の準備に多くの時間を要するとともに,精度よく測定するためにはノウハウが必要であり,加工機への実装は容易ではない。そこで,本研究では,比較的測定が容易な工作物の表面温度と寸法生成量を用いて研削抵抗を推定する新たな手法を提案するとともに,研削抵抗の推定値をもとに工作物熱変形量を算出するシミュレーション解析手法の構築を試みた。同時に,研削実験において工作物熱変形量のインプロセス測定を行い,提案法によるシミュレーション解析結果と良好な一致が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *研削 ,  研磨 ,  工作物 ,  *表面温度 ,  *インプロセス測定 ,  *熱変形 ,  *温度測定 ,  システム ,  *シミュレーション ,  抵抗 ,  寸法精度 ,  *プランジ研削 ,  円筒研削 ,  研削抵抗 ,  熱変形温度 ,  予測システム ,  加工精度 ,  機械工作 ,  *計測
準シソーラス用語： 工作精度 ,  *変形シミュレーション

分類 (1件)： 研削  (QC03000R)

引用文献 (8件)：

• YOSHIMI, M. Apparatus for automatic measurement and automatic sizing during operations. J. Jpn. Soc. Precis. Eng. 1954, 20, 399, 89
• NAKAJIMA, T. Effects of thermal deformation of workpiece on size generation process in cylindrical plunge grinding. J. Jpn. Soc. Precis. Eng. 1985, 51, 8, 1588
• ONISHI, T. Simulation analysis and measurement of temperature distribution and thermal deformation of workpiece during cylindrical plunge grinding. J. Jpn. Soc. Abras. Technol. 2011, 55, 3, 161
• 塚本真也. 研削加工の計測技術. 2005, 30
• TONSHOFF, H. K. Process monitoring in grinding. Annuals of the CIRP. 2002, 51, 2, 553

タイトルに関連する用語 (7件)： プランジ研削 ,  工作物 ,  表面温度 ,  インプロセス測定 ,  熱変形 ,  予測システム ,  開発