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J-GLOBAL ID：201102263323838314   整理番号：11A1526308

よく規制されたマクロポアをもつ高度架橋メタクリラートからなる重合体モノリスのリビングラジカル重合による作製

Fabrication of highly crosslinked methacrylate-based polymer monoliths with well-defined macropores via living radical polymerization

著者 (4件)： HASEGAWA George (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Kitashirakawa, Sakyo-ku, Kyoto 606-8502, JPN) ,  KANAMORI Kazuyoshi (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Kitashirakawa, Sakyo-ku, Kyoto 606-8502, JPN) ,  NAKANISHI Kazuki (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Kitashirakawa, Sakyo-ku, Kyoto 606-8502, JPN) ,  YAMAGO Shigeru (Inst. for Chemical Res., Kyoto Univ., JPN)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 52  号： 21  ページ： 4644-4647  発行年： 2011年09月29日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： よく規制されたマクロポアをもつ剛直なメタクリラートからなる重合体モノリスをグリセロール1,3-ジメタクリラート(GDMA)とトリメチルプロパントリメタクリラート(Trim)から有機テルル媒介リビングラジカル重合により合成した。各系においてGDMA又はTrimの重合の進行と共にポリエチレンオキシドがスピノーダル分解を誘起させた。ゾル-ゲル転移により二連続構造を固定したままよく規制されたマクロポーラス構造を望みどおりに作製した。両重合体モノリスは狭いサイズ分布をもつマクロポアをもちそのマクロポアサイズはポリエチレンオキシド量の変化により簡単に制御できた。GDMAから出発すると,もともとマクロポア骨格に埋っていたミクロ-及びメソポアが乾燥過程での大きな収縮により崩壊したため単峰性マクロポアをもつ重合体モノリスを得ることができた。対照的にTrimから出発すると,得られた重合体モノリスはマクロポアのほかにミクロ-及びメソポアを含み,高い架橋密度のために高い比表面積(470m²g^-1)をもたらした。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *多孔質体 ,  ゾル-ゲル転移 ,  ポリエチレンオキシド ,  スピノーダル分解 ,  リビングラジカル重合 ,  架橋度 ,  気泡径分布 ,  *ポリメタクリル酸エステル ,  架橋重合 ,  比表面積 ,  有機テルル化合物 ,  乾燥 ,  乾燥収縮 ,  微細構造 ,  アゾ化合物 ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  メソポーラス ,  *モノリス ,  *高分子発泡体
準シソーラス用語： マクロポーラス ,  ミクロポーラス

分類 (2件)： 発泡成形  (YH04070U) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (5件)： AIBN ,  DMF ,  グリセロール1,3-ジメタクリラート ,  トリメチロールプロパントリメタクリラート ,  2-メチル-2-(1-テルラペンタン-1-イル)プロパン酸エチル

タイトルに関連する用語 (9件)： 規制 ,  マクロポア ,  高度 ,  架橋 ,  メタクリラート ,  重合体 ,  モノリス ,  リビングラジカル重合 ,  作製