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J-GLOBAL ID:201102269375709308   整理番号:11A1039931

トマト低段密植栽培の二次育苗における徒長抑制と果実収量について

Control of Excessive Stem Elongation in Nursery-grown Tomatoes, and the Yields with Low-node-order Pinching System at High Planting Density
著者 (6件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 183-189 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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トマト低段密植栽培において,年間収量を高めるためには作付け回数を増やすことが重要であり,できるだけ狭い面積で,効率的に生育ステージの進んだ苗を徒長させず生産する必要がある.草丈の異なる苗の細胞長について調査した結果,密植した苗は,昼間より夜間に伸長していた.節間長と表皮細胞の縦方向の長さとの間には,正の相関がみられた.根域制限養液栽培システムで二次育苗を行った結果,定量の肥料を数回分施する量管理および夜間の給液停止により,苗の草丈は通常の濃度管理で育苗した苗より抑制され,乾物率および茎葉に対する根の割合は高くなった.量管理および量管理と夜間の給液を停止して育苗した苗と,低密度で濃度管理して育苗した苗の低段密植NFT栽培での収量には,有意な差異はみられなかった.以上のように,二次育苗時に量管理および夜間の給液を制御することにより苗の徒長抑制が可能であり,低段密植NFT栽培では,濃度管理により低密度で育苗した苗と同程度の株あたり収量を得られることが示された.(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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野菜  ,  発生,成長,分化  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (26件):
  • 裴 恩廷・稲本勝彦・土井元章・今西秀雄.2003.紫外光照射による花きならびに野菜苗の胚軸徒長抑制.園学雑.67: 945-950.
  • Coutand, C., J. L. Julien, B. Moulia, J. C. Mauget and D. Guitard. 2000. Biomechanical study of the effect of a controlled bending on tomato stem elongation: Global mechanical analysis. J. Exp. Bot. 51: 1813-1824.
  • 藤原隆広・吉岡 宏・熊倉裕史・佐藤文生・中川 泉.2003.NaCl施用によるキャベツセル成型苗の根鉢水分の均一化.園学研.2: 15-20.
  • 林田達也・柴戸靖志・尾形武文.2004.紫外線UV-B照射によるレタス苗の徒長抑制効果.福岡農総試研報.23: 59-62.
  • 久富時男.1978.トマトの低段密植栽培.農及園.53: 1260-1264.
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