抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気候変動による影響評価では,多くの場合全球気候モデル(GCM)の実験結果に基づいて外力を設定されるが,データ量が膨大であることからモデルの出力値を直接扱うことが可能な利用者は限定される。本研究では,GCMの実験結果のうち降水量や気温をはじめとした地上気象要素についてデータを収集し,地域メッシュ統計による第1次地域区画(約80km四方)単位に情報を整理し,データベース化を行った。これにより,日本国内の任意の地域において複数のGCMが予測する将来気候変化を把握できることに加え,観測値および再解析値の情報も併せて整理したことで個々のGCMにおける現在気候再現性を検証することも可能となった。さらに,本データベースの情報を一般に提供するためのWEBサイトを開発した。(著者抄録)