抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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単相三線式配電用電流バランサの電流フィードバック制御法について,内部モデル原理の観点から2つの方法について検討した。まずd-q変換とPI制御を用いた電流フィードバック制御法を検討し,内部モデル原理に基づいた方法と等価であることを示した。次に,α-β座標系で,直接,正弦波参照人力の生成モデルを組み込む制御器設計法を電流バランサに応用した制御法について検討した。この制御法は,α-β座標系でd-q変換とPI制御を用いた方法と同等の制御効果を得ることができ,安定な制御器の制御ゲインをシステマティックに決定できる点に特長がある。シミュレーション結果および実験結果から,提案制御法を用いることにより制御演算量が低減され,かつ柱上変圧器低圧側で振幅が等しく,電気供給約款で定められている力率が0.9のバランスした電源電流が得られることを明らかにした。