抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
映画の撮影技法を形式化したものに,映画の文法がある。映画の文法は,映画における典型的なシーンを分類し,各分類に対してカメラの位置やカメラワーク,人物の位置による画面構成などのパターンを規定している。本研究では,映画の文法におけるカメラワークと画面構成のパターンを利用して,2人の人物の対話シーンを検出する手法を提案する。2人の人物の対話シーンでは,画面の左右どちらか半分に一方の人物が映されたショットと,それとは反対側の半分にもう一方の人物が映されたショットが繰り返される。提案手法ではこの性質を利用して対話シーンを検出する。手順は,まず顔と目を検出し,続いてこれらの位置から対話シーンかどうかを判定する。実験として,5つの映画の対話シーン検出を試み,本手法の有効性と限界点を確認した。(著者抄録)