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J-GLOBAL ID：201202278560373606   整理番号：12A0779331

界面活性剤のn-ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリドを用いて合成したポリメチルシルセスキオキサンエアロゲルの構造と性質

Structure and properties of polymethylsilsesquioxane aerogels synthesized with surfactant n-hexadecyltrimethylammonium chloride

著者 (3件)： HAYASE Gen (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Kitashirakawa, Sakyo-ku, Kyoto 606-8502, JPN) ,  KANAMORI Kazuyoshi (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Kitashirakawa, Sakyo-ku, Kyoto 606-8502, JPN) ,  NAKANISHI Kazuki (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Kitashirakawa, Sakyo-ku, Kyoto 606-8502, JPN)
資料名： Microporous and Mesoporous Materials  (Microporous and Mesoporous Materials)
巻： 158  ページ： 247-252  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： E0642C  ISSN： 1387-1811  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モノリス型ポリメチルシルセスキオキサン(PMSQ,CH₃SiO_1.5)エアロゲルの構造と物理的性質を,界面活性剤のn-ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド(CTAC)を含むゾルーゲル系を用い,出発原料組成を変えて,系統的に検査した。前駆体のメチルトリメトキシシラン(MTMS)は,酸-塩基2段階反応下,加水分解と重縮合反応を起こし,一つのワンポット反応として均一なゲルを与えた。試料を比較するために,CTAC量,酢酸水溶液濃度,溶剤体積および尿素量のような出発原料組成の各因子を独立的に変化させた。適切な界面活性剤CTAC濃度を用いて,高い光透過率(550nmでの)を有するエアロゲルが,巨視的な相分離の効率的な抑制に起因して,得られた。酸-塩基触媒,酢酸および尿素も,また,分子レベルの構造を含む,得られたエアロゲルの性質に有意な影響を与えた。91%の光透過率を有するエアロゲルが最適化条件下に得られた。この系でのPMSQエアロゲルの最も低い密度は0.045gcm^-3に到達した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エアロゲル ,  *ポリシルセスキオキサン ,  ワンポット合成 ,  ゾル-ゲル法 ,  形態 ,  細孔構造 ,  *分子構造 ,  Young率 ,  密度 ,  界面活性剤 ,  原料 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  FTIR分光法 ,  *物理的性質 ,  一体構造 ,  脂肪酸 ,  ウレア化合物 ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム ,  *ポリメチルシルセスキオキサン ,  光透過率 ,  組成依存性 ,  薬物
準シソーラス用語： モノリス構造

分類 (2件)： 物理化学一般その他  (CB01030T) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (4件)： メチルトリメトキシシラン ,  酢酸 ,  尿素 ,  ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド

タイトルに関連する用語 (3件)： 界面活性剤 ,  ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド ,  性質