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J-GLOBAL ID：201302211575837013   整理番号：13A0080811

「音声対話システムの実用化に向けて」10年間の長期運用を支えた音声情報案内システム「たけまるくん」の技術

著者 (5件)： 西村竜一 (和歌山大 システム工) ,  原直 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  川波弘道 (奈良先端科学技術大学院大) ,  LEE Akinobu (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  鹿野清宏 (奈良先端科学技術大学院大)
資料名： 人工知能学会誌  (Journal of the Japanese Society for Artificial Intelligence)
巻： 28  号： 1  ページ： 52-59  発行年： 2013年01月01日 
JST資料番号： X0330A  ISSN： 0912-8085  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「たけまるくん」は奈良県生駒市コミュニティセンターの自動受付案内を目的とする音声情報案内システムであり,2002年11月から運用を開始して10年を迎えた。本論文では,1)音声認識,2)対話管理,3)テキスト音声合成,4)インターネットブラウザ,5)コンピュータグラフィックスエージェントからなる「たけまるくん」のシステム構成と,システムへの全入力を収集して質問応答データベースを拡張していく仕組みを解説した。また,たけまるくんの派生システムとして,i)学研北生駒駅の音声案内システム「キタちゃん」,及びロボット型インタフェイスを持つ「キタロボ」,ii)国立科学博物館の展示案内用キタロボ,iii)平城遷都1300年祭での観光案内用たけまるくん,iv)Webサービス用たけまるくんを紹介した。さらに,次世代システムへの実装技術として,a)機械学習に基づくタスクドメインの識別,b)機械学習に基づくタスク外発話の識別と棄却,c)機械学習に基づく雑音棄却,d)統計的機械翻訳に基づく応答文の生成について研究していることを示した。

シソーラス用語： *案内システム ,  会話 ,  *音声処理 ,  インターネット ,  ブラウザ ,  コンピュータグラフィックス ,  エージェント ,  *質問応答システム ,  データベース ,  *ユーザインタフェイス ,  博物館 ,  実装設計 ,  機械学習 ,  雑音低減 ,  機械翻訳 ,  国立科学博物館
準シソーラス用語： *音声情報案内システム ,  音声対話

分類 (3件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  音声処理  (JE05000E) ,  人間機械系  (IB03000G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 音声対話システム ,  実用化 ,  長期 ,  運用 ,  音声情報案内システム