文献
J-GLOBAL ID:201302231822825873   整理番号:13A1856133

脳卒中の予防および急性期治療でのHMGB1/RAGE系阻害に対するアンジオテンシン受容体ブロッカー(ARBs),テルミサルタン,イルベサルタンおよびカンデサルタンの可能性

Potential of the Angiotensin Receptor Blockers (ARBs) Telmisartan, Irbesartan, and Candesartan for Inhibiting the HMGB1/RAGE Axis in Prevention and Acute Treatment of Stroke
著者 (10件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 18899-18924 (WEB ONLY)  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
脳卒中は,世界中で死亡および障害の主な原因である。脳卒中の主な原因は,動脈硬化であり,動脈硬化に対する最も普通のリスク因子は,高血圧である。このため,脳卒中の予防には降圧療法が推奨されている。3種類のアンジオテンシン受容体ブロッカー(ARBs),テルミサルタン,イルベサルタンおよびカンデサルタンは,これら薬剤の多用な作用の一つとして,高度糖化最終産物受容体(RAGE)の発現を阻害する。高移動度群ボックス1(HMGB1)は,RAGEのリガンドであり,最近,重度敗血症の致死的なメディエーターとして同定されている。HMGB1は細胞内蛋白質であり,細胞外環境に放出されると,炎症性サイトカインとして作用する。細胞外HMGB1は,多臓器不全を生じ,高血圧,高脂血症,糖尿病,動脈硬化,血栓および塞栓の病因に関わる。これは,予防および治療を含む,脳卒中治療に対するHMGB1-RAGE系に対する3種類のARBsの可能性を評価した文献の最初の総説である。総説は,1976~2013年の間に行われた臨床と実験研究をカバーした。HMGB1/RAGE系を阻害する,ARBsが脳卒中の予防および急性期治療に対する新しい選択肢になることを提案した。しかしながら,ARBsの効果を検証する更なる臨床試験が必要である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系疾患の薬物療法  ,  循環系疾患の薬物療法  ,  循環系作用薬一般 
タイトルに関連する用語 (11件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る