抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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応力・ひずみ測定部門は,非破壊検査の基礎となる応力・ひずみ測定の計測的方法論および応用開発・技術について研究し,それらの成果の実用化,研究動向,解析結果の情報交換の場として活動している。近年は応力・ひずみ測定の対象が,金属材料ばかりでなく,複合材料,高分子材料,生体材料,生体組織に関する報告が多くみられる。また,ディジタル画像を用いた応力・ひずみ測定手法の研究が数多く報告されている。本文では2012年度における活動報告を記した。特記事項は次の通りである。材料の硬さを求めるためのナノインデンテーションやAFMから派生して,圧子の荷重-変位曲線より弾性率を測定する手法が広く用いられている。微小押込み試験法を用いたオーステナイト系ステンレス鋼疲労の余寿命推定,押込み法による圧痕き裂からの高強度鋼の水素ぜい化感受性の評価,純アルミニウムの押込み速度の影響,圧痕法による金属表面の残留応力,などの報告があった。