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J-GLOBAL ID：201302271202910872   整理番号：13A0525382

界面振動分光測定におけるスペクトル帰属の問題 ある分子をめぐる最近の議論

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著者 (1件)： 池田勝佳 (北大 大学院理学研究院)
資料名： 化学と工業  (Chemistry & Chemical Industry)
巻： 66  号： 3  ページ： 212-213  発行年： 2013年03月01日 
JST資料番号： F0107A  ISSN： 0022-7684  CODEN： KAKTAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化学研究では,対象分子を“観る”ことが不可欠である。様々な工夫を凝らして分子を“観る”ことで,多くの知見を得ることができる。ところが,他の手法では得られない情報が観えるようになってくると“観えたもの”が何なのか,時としてデータの解釈に混乱を生じる。表面増強ラマン散乱(SERS)分光法は,表面選択的かつ高感度な分光法として近年再び脚光を浴びているが,本稿では,ある分子のSERSスペクトルの解釈をめぐって巻き起こった最近の議論を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *スペクトル線帰属 ,  *表面増強Raman分光法 ,  振動分光法 ,  電荷移動 ,  スペクトル解析

分類 (1件)： 有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T)

物質索引 (1件)： p-アミノチオフェノール

引用文献 (7件)：

• TIAN, C. S. Chem. Phys. Lett. 2009, 470, 1
• SOVAGO, M. Chem. Phys. Lett. 2009, 470, 7
• NIHONYANAGI, S. J. Am. Chem. Soc. 2010, 132, 6867
• OSAWA, M. J. Phys. Chem. 1994, 98, 12702
• HUANG, Y. F. J. Am. Chem. Soc. 2010, 132, 9244

タイトルに関連する用語 (5件)： 界面 ,  分光測定 ,  スペクトル帰属 ,  分子 ,  議論