抄録/ポイント: 抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ロボットを用いた工場の自動化において,異常検出機能は有用な機能であり,様々な作業に応用されることが望まれている。短期間の障害による作業停止によって生産ラインの効率低下を避けるために,このような作業停止から自動的に復旧するロボットシステムが望まれている。本稿では,ネジ締め作業に注目しロボットによるネジ締め作業で発生する振動からネジの推定挿入量の計算を提案した。また,ネジの推定挿入量と最大挿入反力を特徴量とするサポートベクターマシンにより異常検出を実現するアルゴリズムを提案した。また,実機実験から得られたデータを基に判別率実証テストを実施し,90%を超える高い判別率が実現できることを確認した。