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J-GLOBAL ID：201402208039493995   整理番号：14A0945996

連続発振半導体レーザ重畳パルスNd:YAGレーザを用いたアルミニウム合金の微細溶接におけるキーホール発現境界

The Boundary of Key-hole Generation in Micro-welding of Aluminum Alloy by Pulsed Nd:YAG Laser with Superposition of Continuous Diode Laser

著者 (5件)： 中芝伸一 (株式会社片岡製作所) ,  岡本康寛 (岡山大学大学院) ,  酒川友一 (株式会社片岡製作所) ,  原田昌宜 (岡山大学大学院) ,  岡田晃 (岡山大学大学院)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 80  号： 4  ページ： 419-424 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウム合金の精密溶接法として,従来のパルスNd:YAGレーザ法にアルミニウム合金に対する光吸収率が高い連続発振半導体レーザ(LD)を重畳する方法の研究が行われている。レーザ溶接において溶接部の形態は,その形成状態によって熱伝導型とキーホール型の2つに大別される。一般的に,強度の高い溶接を行うためには,溶け込みの深いキーホール型溶接が適しているが,一方で,溶接欠陥を可能な限り減らす必要がある。高品質の安定したキーホール型溶接を行うためには,キーホール発生境界付近での加工現象を理解する必要がある本論文では,LD乗畳パルスNd:YAGレーザを用いたアルミ合金に対する微細溶接(電池缶)においてキーホールの発生境界条件を実験的かつ解析的に検討した。キーホール型と熱伝導型溶接例を図示した。

シソーラス用語： 円孔 ,  *アルミニウム合金 ,  溶接 ,  *Nd-YAGレーザ ,  品質 ,  高品質 ,  *溶接キーホール
準シソーラス用語： *キーホール【溶接】 ,  溶接技術

分類 (2件)： 溶接技術  (WC07030G) ,  レーザの応用  (BD04100V)

引用文献 (13件)：

• 1) T. Sakurai, Y. Nakagawa : Development of LD+YAG Hybrid laser, Proceedings of the 62nd Laser Materials Processing Conference (2004) 102.
• 2) T. Sakagawa et al. : High Efficiency and Quality Welding of Aluminum Alloy by Hybrid System Combined Nd:YAG Laser and Diode Laser, J. Jpn. Soc. Precis. Eng., 75, 10, (2009) 1222 (in Japanese).
• 3) S. Haraguchi, Y. Okamoto, Y. Uno, T. Sakagawa, and S. Nakashiba : Investigation on Welding Phenomenon for Aluminum Alloy by Superposition of Pulsed YAG Laser and Diode Laser, Journal of Advanced Mechanical Design, Systems, and Manufacturing., 4, 5, (2010) 875.
• 4) National Astronomical Observatory Institute : Chronological Scientific Tables 2001, Maruzen Publishing Co., Ltd, (2001) 523.
• 5) S. Katayama : Laser Welding, Journal of the Japan Welding Society, 78, 2 (2009) 40 (in Japanese).

タイトルに関連する用語 (12件)： 連続発振 ,  半導体レーザ ,  重畳 ,  パルス ,  Nd ,  YAGレーザ ,  アルミニウム合金 ,  微細 ,  溶接 ,  キーホール ,  発現 ,  境界