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J-GLOBAL ID:201402213937087450   整理番号:14A0655947

シベリア中央部永久凍土地帯の成長期におけるLarix gmelinii(シベリアカラマツ)森林のメタンと酸化二窒素動態

CH4 and N2O dynamics of a Larix gmelinii forest in a continuous permafrost region of central Siberia during the growing season
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 156-165  発行年: 2014年06月 
JST資料番号: W2215A  ISSN: 1873-9652  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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森林土壌は一般的にメタンのシンクであり,酸化二窒素のソースである。森林土壌からのメタンと酸化二窒素フラックスを測定し,メタン,酸化二窒素フラックスと林床植生タイプ,土壌温度,土壌水分条件の間の関連を評価し,シベリア中央部の成長期におけるこれらの主要温室効果ガスの動態を特徴づけた。土壌表面において,メタン取込と放出(-6.6から3.1μgCH4-C・m-2・h-1)を観測し,メタンフラックスが植生タイプによらず変化しないことを示した。メタンフラックスは土壌水分と正の相関をもち,土壌温度とは相関を示さない。従来の報告と比較して低いメタン取込は降水量増加に対応したメタン生産によるものである。酸化二窒素も土壌より放出,土壌による取込(-0.2から0.4μgN2O-N・m-2・h-1)が見られ,酸化二窒素フラックスも植生タイプによる差はない。酸化二窒素フラックスは土壌水分と負の相関をもち,土壌温度とは相関を示さない。著者らの知見は,高土壌水分と低濃度の有効無機窒素が脱窒による酸化二窒素取込をもたらすことを示唆する。さらに,メタンと酸化二窒素が観測地点の河川より放出されていたが,メタンと酸化二窒素は土壌深部よりも河川堤の流域部で生産されていた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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水圏・生物圏の地球化学  ,  生態系  ,  環境問題 
引用文献 (51件):

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