文献

J-GLOBAL ID：201402216697504049   整理番号：14A0531995

ナノ粒子合成のための超臨界水・常温水混合状態の中性子ラジオグラフィによる可視化

著者 (3件)： 竹中信幸 (神戸大 大学院工学研究科) ,  高見誠一 (東北大 多元物質科研) ,  塚田隆夫 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： Isotope News  (Isotope News)
号： 721  ページ： 15-18  発行年： 2014年05月01日 
JST資料番号： G0331A  ISSN： 0285-5518  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超臨界状態では流体密度の温度依存性が大きく,中性子ラジオグラフィーを用いて,減衰特性により超臨界,亜臨界状態の識別や超臨界水の温度分布を可視化できる。本稿では,まず中性子ラジオグラフィーについて概説した。次に,超臨界水の特性とナノ粒子の合成装置と合成過程について述べた。亜臨界から超臨界への遷移は二次相転移で,臨界点近傍で物性値が大きく変化する。中性子ラジオグラフィーの適用例として,KUR(京都大学原子炉実験所)における熱中性子による実験を紹介した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *中性子ラジオグラフィー ,  超臨界水 ,  *混合状態 ,  相転移 ,  密度 ,  混合液体 ,  可視化 ,  熱中性子 ,  亜臨界水 ,  *X線診断 ,  *診断 ,  *画像診断

分類 (1件)： その他の線源の利用  (MC01060N)

引用文献 (7件)：

• 日本アイソトープ協会理工学部会中性子イメージング専門委員会, 連載講座 "中性子イメージング技術の基礎と応用", RADIOISOTOPES, 2007 年 4 月~2008 年 5 月
• Adschiri, T., et al., J. American Ceramic Society, 75, 1019 (1992)
• Adschiri, T., et al., in Materials Chemistry in Supercritical Fluids, Research Signpost, 79-97 (2005)
• Kawabata, Y. and Saito, Y., Physics Procedia, Proc. 7^th Int. Topical Meeting on Neutron Radiography, 43, 42-47 (2013)
• Takami, S., et al., J. of Supercritical Fluids, 63, 46-51 (2012)

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ粒子合成 ,  超臨界水 ,  温水 ,  混合状態 ,  中性子ラジオグラフィ ,  可視化