抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国内外におけるデマンドレスポンス(DR)の実証,導入状況,および標準化の動向について概説した。東日本大震災以降の電力供給不足に対して節電やDR等の取組みが続いている。そうした中で,電力自由化と電力危機を契機に実証・実装が進められてきた米国のDRプログラムの一部が日本にも導入されている。本稿では,国内におけるDRの取組として,緊急ピーク時課金などのダイナミックプライシング,削減電力に応じて報酬を支払うインセンティブ型DR,スマート料金メニューや省エネアドバイスレポート自動生成システム等の行動変容プログラムを紹介した。また,米国におけるDRの実証・活用の動向として,自動的かつ迅速に使用電力を削減するFast DRの開発,PMJ(送電線運用と卸電力取引の機関)における容量市場とDR,スマートメータによる料金通知,IT企業によるスマートハウスの取組について紹介した。さらに,OpenADRに基づく国内および国際標準化の動向を説明した。