抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電力需要の価格弾力性の研究がなされてきているが,従来の研究では電灯・電力需要関数が先験的に与えられていた。本稿では,価格弾力性の地域間格差の存在と特徴,その要因について考察した。そのため,コイック型の分布ラグを用いた部分調整の概念を用いて,調整係数を持つ需要関数を提案し,電灯・電力需要関数の実証モデルを導出し,そのモデルを元に実証分析を行なった。具体的には,まず,実証モデル(経済要因,世帯数要因,気候要因などを反映)を提示した後,電灯・電力需要関数の推定に使用した沖縄電力を除く国内電力9社に関連のデータを紹介した。次に,電灯需要と電力需要の推定結果(いずれも9電力別)を示した。その考察としては,電灯需要の短期と長期の価格弾力性には,地域間で明確な差異があること(北海道は地域間で最も低い弾力性となっているなど),電力需要では大都市を抱える地域で,弾力性が低いことなどを述べた。