抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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旋削フランジと金属ガスケット間の密封特性を評価する際には,接触表間の平均すきまを基に漏れ量を見積もることが一般的であった。しかし,複雑な漏れ経路を平均すきまへと単純化するので,定性的に漏れ量を予測できても,定量的な予測は困難であった。本研究では,広視野レーザ顕微鏡を用いて,接触面全面の接触状況を観察できるようにした。旋削フランジの旋削峰がすべてガスケットに接触する臨界接触圧力以上では,旋削溝に沿って漏れ流れが生じると仮定することで,漏れ量を定量的に予測することができた。さらに,臨界接触圧力以下のところでも,観察画像から漏れ経路を特定できるので,ある程度精度良く漏れ量を予測することができた。(著者抄録)