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J-GLOBAL ID：201402288958131424   整理番号：14A0749276

藻類を用いる生物燃料生産プロセスの膜透過性に対する2種類の単細胞緑藻類が作る菌体外多糖類(EPS)の影響

Influence of extracellular polysaccharides (EPS) produced by two different green unicellular algae on membrane filtration in an algae-based biofuel production process

著者 (5件)： MATSUMOTO Takaki (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  YAMAMURA Hiroshi (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  HAYAKAWA Jyunpei (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  WATANABE Yoshimasa (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  HARAYAMA Shigeaki (Chuo Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 69  号： 9  ページ： 1919-1925  発行年： 2014年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2種類の緑藻の菌体外多糖類(EPS)特性及び膜汚損特性の違いをベースにして,膜濾過性に対するその特性の影響を研究した。Pseudo-coccomyxa ellipsoideaとして同一種に分類され,99%のホモロジーを有するS1株及びS2株と名付けた2種類の緑藻を同一条件で培養し,マイクロ濾過膜で濾過した。S1株及びS2株の間の比増殖速度に差はないが,EPSの量と質には大きな違いがあった。S1株とS2株を膜で濾過すると膜間圧(TMP)の増加傾向に明白な差異が存在した。S1株濾過ではTMPの急速な増加が示されたが,S2株の濾過のTMPは操作中を通して増加しなかった。各株の特性が膜汚損の進行に影響していることが明白であった。可溶性EPS(s-EPS)及び結合性EPS(b-EPS)の詳細な特性解析を基に,s-EPSが,両操作に対する不可逆的汚染に主として関係し,b-EPSに含まれるバイオポリマ様有機物が,主として可逆的汚損に関係していることを明らかにした。

シソーラス用語： *生物燃料 ,  生体高分子 ,  *多糖類 ,  膜濾過 ,  *菌体外多糖 ,  緑藻植物門 ,  膜ファウリング ,  藻類 ,  隠花植物
準シソーラス用語： 緑藻類 ,  膜汚染

分類 (1件)： 植物組織・細胞による物質生産  (FK03050H)

タイトルに関連する用語 (9件)： 藻類 ,  生物 ,  燃料 ,  プロセス ,  膜透過性 ,  単細胞 ,  緑藻類 ,  菌体外多糖類 ,  EPS