特許
J-GLOBAL ID:201403056194220902

オリゴ糖合成酵素並びにβ-1,2-マンノビオース及びその誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 牛木 護 ,  高橋 知之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-203891
公開番号(公開出願番号):特開2014-057534
出願日: 2012年09月18日
公開日(公表日): 2014年04月03日
要約:
【課題】効率的に肺炎やカンジダ症などの日和見感染症を引き起こす病原菌のO側鎖多糖(O抗原)のコア骨格であるβ-1,2-マンノビオース及びその誘導体を製造することを目的とする。【解決手段】本発明は、β-1,2-マンノビオースホスホリラーゼが触媒するオリゴ糖合成反応により、α-D-マンノース1-リン酸と、D-マンノース、D-アラビノース、D-リキソース、D-アロース、D-リボース、L-ラムノース、D-フルクトース又はD-アルトロースを出発材料として、病原菌のO抗原のコア骨格であるβ-1,2-マンノビオース及びその誘導体をワンステップで簡便に製造する方法を提供する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の酵素学的性質を有するオリゴ糖合成酵素β-1,2-マンノビオースホスホリラーゼ: a)作用 α-D-マンノース1-リン酸と、D-マンノース、D-アラビノース、D-リキソース、D-アロース、D-リボース、L-ラムノース、D-フルクトース又はD-アルトロースとに作用して、β-1,2-マンノビオース、D-マンノシル-β-1,4-D-アラビノース、D-マンノシル-β-1,2-L-リキソース、D-マンノシル-β-1,3-D-アロース、D-マンノシル-β-1,3-D-リボース、D-マンノシル-β-1,3-L-ラムノース、D-マンノシル-β-1,5-D-フルクトース、D-マンノシル-β-1,1-D-フルクトース、D-マンノシル-β-1,2-D-アルトロース又はD-マンノシル-β-1,4-D-アルトロースを生成する; b)基質特異性 α-D-マンノース1-リン酸と、D-マンノース、D-アラビノース、D-リキソース、D-アロース、D-リボース、L-ラムノース、D-フルクトース又はD-アルトロースとに作用する; c)至適pH 30°Cの条件下で、pH6.0; d)温度安定性 pH6.0の条件下で、50°Cまで安定; e)pH安定性 4°C、24時間の条件下で、pH5.5-9.0で安定。
IPC (2件):
C12N 9/12 ,  C12P 19/12
FI (2件):
C12N9/12 ,  C12P19/12
Fターム (18件):
4B024AA03 ,  4B024BA10 ,  4B024CA04 ,  4B024CA20 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B050CC03 ,  4B050DD02 ,  4B050EE03 ,  4B050FF05E ,  4B050FF14E ,  4B050KK08 ,  4B050LL05 ,  4B064AF03 ,  4B064CA21 ,  4B064CC06 ,  4B064CD09
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • EHN61528.1

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