特許
J-GLOBAL ID:201403065991022295

スカラ倍算器及びスカラ倍算プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 森 寿夫 ,  森 廣三郎 ,  池岡 瑞枝 ,  木村 厚
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-540535
特許番号:特許第5403630号
出願日: 2009年11月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 整数変数χを用いて、埋め込み次数k=12における標数p、位数r、フロベニウス自己準同型写像のトレースtが、 p(χ)=36χ4-36χ3+24χ2-6χ+1, r(χ)=36χ4-36χ3+18χ2-6χ+1=p(χ)+1-t(χ), t(χ)=6χ2+1, として与えられる楕円曲線の有理点が成す加法群E(Fp)の有理点Pのスカラ倍算[s]Pを演算するスカラ倍算器であって、 ツイスト次数dを6とし、k=d×eとなる正整数eを2として、 [p2]P=φ'2(P), となるフロベニウス写像φ'2を用い、 [6χ2-4χ+1]P=[(-2χ+1)p2]P=[-2χ+1]φ'2(P) であることから、6χ2-4χ+1=νとして前記スカラsをν進数展開することにより s=s1ν+s2,s2<ν, とし、 s≡(-2χ+1)s1p2+s2 mod r, であることから、(-2χ+1)s1部分をν進数展開して、 s≡(s3ν+s4)p2+s2≡s5p4+s4p2+s2 mod r, とし、p4≡p2-1 mod rであることから、 s≡(s4+s5)p2+(s2-s5) mod r, であることを利用して、スカラ倍算[s]Pを、 [s]P=([s4+s5]φ'2+[s2-s5])P, として演算すべく、 前記スカラsの値を記憶する記憶手段と、 前記係数s1,s2,s3,s4,s5をそれぞれ記憶する第1〜5補助記憶手段と を設け、 前記スカラsをν進数展開して得られた値を前記第1補助記憶手段と前記第2補助記憶手段に記憶させ、(-2χ+1)s1をν進数展開して得られた値を前記第3補助記憶手段と前記第4補助記憶手段に記憶させ、(-2χ+1)s3の値を前記第5補助記憶手段に記憶させているスカラ倍算器。
IPC (1件):
G09C 1/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
G09C 1/00 650 A

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