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J-GLOBAL ID:201502201948502238   整理番号:15A1311392

準3次元海洋モデルを用いた市街地スケールの陸域遡上津波の再現計算

QUASI-3D SIMULATION OF TSUNAMI INUNDATION IN CITY SCALE MODEL
著者 (5件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.169-I.174 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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静水圧近似した平面2次元(2D)と準3次元(Q3D)モデルを用いて,市街地を対象とした津波遡上実験の再現計算を行った.Q3Dモデルの計算は,遡上波に平行な構造物列間では良好な結果を示すが,構造物背後での計算精度は不十分であった.また,水平渦粘性係数を変化させて行った解析結果より,市街地のように波の進行幅が変わりやすい地形では,渦粘性係数の値が波の進行する速度に大きく影響することが確認された.さらにQ3Dモデルと2Dモデルの解析結果の比較により,浸水深が減少する内陸部においては,同じ計算条件でも2つのモデル間の浸水範囲等の差異が大きくなり,特に2Dモデルでは底面摩擦係数の影響が大きくなることを確認した.(著者抄録)
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分類 (1件):
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海岸工学 
引用文献 (4件):
  • 1) 有光剛, 大江一也, 川崎浩司 : 平面2次元津波遡上計算結果を用いた津波波圧算定手法の提案, 土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. 68, No. 2, pp.I 781-I 785, 2012.
  • 2) 川崎浩司, 松浦翔, 坂谷太基 : 名古屋港周辺を対象とした南海トラフ巨大地震に関する平面2次元 - 3次元津波解析, 土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. 70, No. 2, pp.I 391-I 395, 2014.
  • 3) Hyongsu Park, Daniel T. Cox, Patrick J. Lynett, Dane M. Wiebe and Sungwon Shin : Tsunami inundation modeling in constructed environments, Coastal Engineering Vol. 79, pp. 9-21, 2013.
  • 4) Shchepetkin, A. F. and McWilliams, J. C. : The regional oceanic modeling system (ROMS): a split-explicit, free-surface, topography-following-coordinate oceanic model, Ocean Modeling Vol. 9, pp. 347-404, 2005.

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