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J-GLOBAL ID：201502203766540013   整理番号：15A1258651

速度抑制効果に着目した道路のカラー舗装に関する研究

A Study on the Color Paving for Traffic Calming

著者 (3件)： 橋本成仁 (岡山大 大学院環境生命科学研究科) ,  西浦哲哉 (岡山大 大学院環境生命科学研究科) ,  三村泰広 (豊田都市交通研)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 50  号： 2-3  ページ： ROMBUNNO.VOL.50NO.3,65  発行年： 2015年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本では,車道幅員の狭い生活道路における交通事故件数の減少率が全交通事故件数の減少率に比べて緩やかであり,全事故に占める割合は増加傾向にある。そこで本研究では3D CADで作成した幅員の狭い生活道路の静止画を用いた,地域住民への生活道路についての交通安全評価に関するアンケート調査を実施することにより,道路のカラー化における色と配置における効果について明らかにすることを目的とした。本論文で得られた成果についてまとめると,次のようになる。1)速度の出しにくい色は黄,ベンガラ,緑,青の順である。2)塗り方をより広くすることで速度抑制効果がより大きくなる。3)塗り方が広くなるにつれて速度が下がる傾向が示された。

シソーラス用語： *走行速度 ,  作用 ,  抑制 ,  *着色舗装 ,  *生活道路 ,  CAD【計算機】 ,  住民 ,  交通安全 ,  アンケート ,  事故防止 ,  舗装道路
準シソーラス用語： 3D CAD ,  地域住民 ,  *抑制効果

分類 (2件)： 交通管制・規制  (TB01032S) ,  舗装一般  (RC04010K)

引用文献 (20件)：

• 1)北川直樹・羽藤英二・森博子・北岡広宣(2009):「歩車動線の錯綜空間における歩行者の速度-角度選択モデルの構築」,第29回交通工学研究発表会論文報告集,pp157-160
• 2)羽藤英二・北川直樹・原祐輔(2010):「移動空間における歩行者と自動車の動的相互作用とそのモデル化」,第30回交通工学研究発表会論文報告集,pp341-344
• 3)山中秀生・木村義雄・三谷哲雄:「歩行者・運転者の心理を考慮した自動車占有空間の計測と十九ない街路安全性評価モデルの提案」,都市計画論文集,Vol28, pp.121-126
• 4)日野泰雄・山中英生(1996):「住区内狭幅員道路における錯綜危険度と交通安全意識に関する研究」,都市計画論文集,Vol31, pp.391-396
• 5)高宮進(2000):「歩行者の危険感並びに緑石の車両誘導性基づく歩道高さに関する研究」,土木計画学研究・論文集,Vol.17, pp.967-972

タイトルに関連する用語 (6件)： 抑制効果 ,  着目 ,  道路 ,  カラー ,  舗装 ,  研究