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J-GLOBAL ID:201502210952948053   整理番号:15A0816686

最上部マントルかんらん岩の結晶方位ファブリックとP波速度構造

Olivine Crystallographic Fabrics and Their P-wave Velocity Structures within Peridotites in the Uppermost Mantle
著者 (1件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 397-409 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,かんらん岩の岩石構造について解説し,次にかんらん岩の岩石構造と地震波速度,とくにP波速度の方位異方性との関係に対する新しい見方を提案した。すなわち,かんらん石ファブリックの新しい表記法としてVpフリン図を紹介した。Vpフリン図の利点は,面構造と線構造の同定が困難な岩石であってもかんらん石ファブリックからP波速度の3次元的異方性を計算すればおおよその性質を明らかにできることである。Vpフリン図では面構造と線構造が明確に同定されていれば,かんらん石のファブリックタイプの性質をほぼ完全に記述できる。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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地球内部物理学一般 
引用文献 (39件):
  • Abramson, E.H., Brown, J.M., Slutsky, L.J. and Zang, J.J. (1997): The elastic constants of San Carlos olivine to 17 GPa. Journal of Geophysical Research, 102, 12253-12263.
  • Barberini, V., Burlini, L. and Zappone, A. (2007): Elastic properties, fabric and seismic anisotropy of amphibolites and their contribution to the lower crust reflectivity. Tectonophysics, 445, 227-244.
  • Ben Ismaïl, W. and Mainprice, D. (1998): A statistical view of the strength of seismic anisotropy in the upper mantle based on petrofabric studies of Ophiolite and xenolith samples. Tectonophysics, 296, 145-157.
  • Flinn, D. (1962): On folding during three-dimensional progressive deformation. Quarterly Journal of the Geological Society, 118, 385-428.
  • Hess, H.H. (1964): Seismic anisotropy of the uppermost mantle under oceans. Nature, 203, 629-631.
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