抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高信頼性組織は,複雑な社会・技術システムの中に埋め込まれ,微細な欠陥やミス,トラブルが大きな事故につながる危険性がある過酷な条件下にもかかわらず,高い信頼性・安全性を長期的に維持し続けている組織と定義される。本稿では,高信頼性組織の組織内の人々が取り組んでいるプラクティス(実践)について紹介した。具体的には,まず,高信頼性組織の活動スタイルの特徴として,1)平常時・ピーク時・非常時の3つのモードと意思決定体制の柔軟な変化,2)モードの違いを見分けるための組織メンバーのマインドの高さ,3)組織が実行している5つの行動原理の存在,を挙げた。さらに,5つの行動原理として,1)失敗に着目する,2)単純化に抵抗する,3)オペレーションに鋭敏になる,4)レジリエンスを重視する,5)専門知識を尊重する,を挙げて説明し,組織行動の原理を支える組織マネジメントと組織文化的基盤について説明した。