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J-GLOBAL ID：201502266814987360   整理番号：15A0588506

クエット・テイラー流反応装置における複雑なレオロジー特性をもつ流体の流動状態の数値解析

著者 (4件)： 増田勇人 (神戸大 大学院) ,  堀江孝史 (神戸大 大学院) ,  HUBACZ Robert (ワルシャワ工科大) ,  大村直人 (神戸大 大学院)
資料名： 理論応用力学講演会講演論文集(Web)
巻： 63rd  ページ： OS05-01-05(J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0342A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 同心円筒間流れであるクエット・テイラー流を利用した反応器(CTFR)を非ニュートン流体かつ反応による粘度変化の激しい系に適用した。shear-thinning性を有する流体(Carreauモデル流体)が化学反応により粘度増加する系と減少する系を想定し,それぞれ数値解析を用いて流動状態を調査した。数値解析にはオープンソースコードであるOpenFOAMを用いた。反応モデルには一次反応モデルを想定した。shear-thinning性が弱い流体においては,粘度減少系,増加系いずれにおいても高粘度域ではクエット流のみであったが,粘度が低下する領域ではテイラー渦流が形成された。しかし,shear-thinning性が強い流体においては,どちらの系においても流動状態は不安定になり,低粘度域においてもテイラー渦流が形成されなかった。これは反応による粘度変化に加え,強いshear-thinng性によって円筒ギャップ間に大きな粘度分布があることが原因と考えられる。本講演において,装置内粘度分布と流動状態の関係について,数値解析結果をもとに報告する予定である。(著者抄録)

シソーラス用語： *反応器 ,  二重円筒 ,  Couette流 ,  *非Newton流体 ,  非圧縮性流 ,  構成方程式 ,  数値解析 ,  プログラムパッケージ ,  渦 ,  ずり粘度 ,  流動化 ,  Taylor渦 ,  ずり減粘 ,  定常流 ,  係数 ,  輸送係数 ,  度
準シソーラス用語： *Carreauモデル流 ,  Taylor渦流 ,  ずり流動化 ,  OpenFOAM

分類 (2件)： 反応装置  (XE01030X) ,  非Newton流  (BC02020R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 反応装置 ,  レオロジー特性 ,  流体 ,  流動 ,  数値解析