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J-GLOBAL ID：201602203447313354   整理番号：16A0106218

円筒プランジ研削における工作物熱変形量のシミュレーション解析 -砥石軸モータの電力を用いた研削抵抗の推定-

Simulation Analysis of Thermal Deformation of a Workpiece during Cylindrical Plunge Grinding -Estimating the Grinding Force from the Power Consumption of the Wheel Motor-

著者 (6件)： 大西孝 (岡山大学大学院) ,  坂倉守昭 (大同大学) ,  和田洋平 (岡山大学大学院) ,  佐藤直樹 (岡山大学大学院) ,  大橋一仁 (岡山大学大学院) ,  塚本真也 (岡山大学大学院)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 82  号： 1  ページ： 70-74 (J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 円筒プランジの研削にて高精度を得る為には,熱変形を考慮した加工が必要である。この為,工作物の研削中の温度分布から熱変形を求める手法を開発したが,切削抵抗の測定結果が必要であり歪ゲージが使用される。ここでは,容易に測定可能な砥石軸モータの電力測定を行い,歪ゲージを用いずに切削抵抗を求め,温度分布及び熱変形量が得られる方法を提案した。従来の切削抵抗の測定の問題点を述べ,砥石軸モータの電力から切削抵抗及び研削エネルギーを求め,温度分布及び熱変形を求める方法を説明した。シミュレーション解析結果と切削実験による温度分布及び熱変形量を比較し良好な一致が得られた。さらに,切削条件が熱変形量に与える影響を調べ,電力の最大値と熱変形の最大値に相関がある事を見出した。

シソーラス用語： *研削 ,  *研磨 ,  *熱変形 ,  精密加工 ,  切削抵抗 ,  電動機 ,  電気測定 ,  仕事 ,  温度分布 ,  切削試験 ,  シミュレーション ,  プランジ研削 ,  *円筒研削 ,  電力測定 ,  *機械工作

分類 (3件)： 研削  (QC03000R) ,  金属材料  (HC02020X) ,  電力の計測法・機器  (AD07050J)

引用文献 (9件)：

• 1) 井海健吾:自動定寸装置,精密機械, 25, 252 (1956) 239.
• 2) 中島利勝,塚本真也,吉田祥司,石橋真一:熱変形量インプロセス予測システムと寸法誤差ゼロ研削法の提案,砥粒加工学会誌 44, 6, (2000) 276.
• 3) 大西 孝,坂倉守昭,篠田崇幸,和田洋平,大橋一仁,塚本真也:円筒プランジ研削における工作物温度分布および工作物熱変形量のシミュレーションとインプロセス測定,砥粒加工学会誌 55, 3 (2011) 161.
• 4) 塚本真也,大橋一仁,藤原貴典:研削加工の計測技術,養賢堂 (2005) 29.
• 5) Modeling and Simulation of Grinding Process : H. K. Toenshoff, J. Peters, I. Inasaki, T. Paul, Annals of the CIRP, 41, 2 (1992) 677.

タイトルに関連する用語 (7件)： プランジ研削 ,  工作物 ,  変形量 ,  シミュレーション解析 ,  砥石軸 ,  研削抵抗 ,  推定