抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
表面温度を一定に保つための発熱量の変化として屋外環境の時間変動を検出し,非定常性に追随して放射熱環境を計測すること,その発熱を利用して風速を決定することを意図した白色2本,黒色2本の発熱楕円体からなる熱環境計測器について,風速と発熱楕円体の対流熱伝達率の関係式,および楕円体の各色の日射吸収率を決定した。屋外でこの熱環境計測器と既存の日射計,風速計を同時計測した。発熱楕円体の発熱量,平均表面温度の5分間の移動平均値を基に,日射量,長波長平均放射温度,風速を算出した場合,最大で日射量で40W/m
2,風速で0.7m/s程度の誤差がみられたものの,日射量,風速の5分間の移動平均値の挙動を追うことが出来た。長波長平均放射温について,夜間の晴天条件下での30分間を対象として,Bruntの式に基づく理論値とこの熱環境計測器を比較した。14.4°Cの理論値に対して,測定値は15.1°Cとなった。(著者抄録)