抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ケトンの構成酸素を硫黄に置き換えたチオケトン類は濃い発色を示すことから機能性色素として注目を集めている。これまで多くのチオケトン類が合成されてきたが,そのほとんどが芳香族置換基を有する化合物であった。芳香族安定化されていないチオケトンの性質・構造に興味を持ち,ケイ素置換基を有するチオケトンを目的化合物として研究を開始した。本発表では,ケイ素置換基を二つ有するチオケトンの発生及びその捕捉反応を検討したのでその詳細を報告する。(著者抄録)