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J-GLOBAL ID:201602260873448660   整理番号:16A1327992

温室環境計測機器のための低コスト相対湿度センサの耐候性評価

著者 (6件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 79-85(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0117A  ISSN: 1881-5219  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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多種の低コスト相対湿度センサが市販されるようになり,温室用環境計測機器に使用されるようになった.しかし,低コスト相対湿度センサが温室植物生産環境でどの程度の耐候性を持つのか,明らかになっていない.また,製品間の比較データも乏しい.低コスト相対湿度センサ6種を用いて,トマト栽培温室の環境に3ヶ月間曝露処理し,その性能に変化が生じるかの試験を実施した.その結果,トマト栽培温室の多湿・多塵埃環境での曝露処理により,相対湿度90%~96%の高相対湿度領域では,温室設置区で曝露処理前後の計測値の変化が最大 4%程度低めになった温室植物生産では,高相対湿度環境が,蒸散抑制,結露,病害発生に大きく影響するため,このようなセンサを使用した製品を導入する場合,その特性を考慮した取り扱いが必要である.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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作物栽培施設  ,  湿度測定,湿度計 
引用文献 (11件):
  • Chanseetsi, C., Y. Shinohara, T. Maruo, M. Takagaki and M. Honjo (2005) An Estimation of Tomato Transpiration for Effective Fertigation Management System Using Integrated Solar Radiation and Vapor Pressure Deficit, Environment Control in Biology, 43(2): 105-112.
  • 深津時広・平藤雅之(2003)圃場モニタリングのためのフィールドサーバの開発,農業情報研究,12(1): 1-12.
  • 深津時広・平藤雅之・竹澤邦夫(2013)長期野外計測時の湿度センサ劣化を回避する外気湿度推定手法,農業情報研究,22(1): 50-59.
  • Handarto, M. Hayashi, K. Ohyama, H. Toida, E. Goto and T. Kozai (2006) Developing Control Logic for a High-Pressure Fog Cooling System Operation for a Naturally Ventilated Greenhouse, Environment Control in Biology, 44(1): 1-9.
  • Hoshi, T., Y. Hayashi and H. Uchino (2004) Development of a decentralized, autonomous greenhouse environment control system in ubiquitous computing and Internet environment, Proc. of 2004 AFITA/WCCA Joint Congress on IT in Agriculture, Bangkok, Thailand, 490-495.
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