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J-GLOBAL ID：201602277442375322   整理番号：16A0718542

リグニン誘導体の環還元反応に与えるアルキル置換基の影響

著者 (4件)： 横山大輝 (県立広島大 院 総合研) ,  矢野佑太郎 (県立広島大 院 総合研) ,  青柳充 (県立広島大 院 総合研) ,  三苫好治 (県立広島大 院 総合研)
資料名： 日本化学会春季年会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 96th  ページ： ROMBUNNO.2PC-007  発行年： 2016年03月10日 
JST資料番号： S0493B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属Ca触媒法を用いたリグニン誘導体の環還元反応に与えるアルキル置換基の影響について検討した。例えば,フェノールを,メタノール,金属Ca及びRh/Cと混合して80時間処理すると,対応する環還元物が100%得られた。次に,アルキル鎖長の影響を検討すると,4-プロピルフェノールの環還元率は85%で,鎖長の伸長に伴って反応性は低下した。さらに,アニソール誘導体では,より短時間に反応が進行することから,ヒドロキシ基は基質の触媒吸着を阻害していることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *金属触媒 ,  *還元 ,  *リグニン ,  アルキル基 ,  ロジウム ,  水素化 ,  木質バイオマス ,  *カルシウム触媒 ,  フェノール類 ,  脂肪族アルコール

分類 (3件)： 木材化学  (FF05040V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

物質索引 (3件)： 4-プロピルフェノール ,  フェノール ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： リグニン ,  誘導体 ,  還元反応 ,  置換基