抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多くの電子透かし方式の中でも,DCT-OFDM型電子透かし方式は様々な種類の攻撃に対して高い耐性を持つ。DCT-OFDM型電子透かし方式にはスペクトル拡散法と量子化(QIM)法という二つの方式がある。コンテンツを歪ませる攻撃によって生じる雑音を,スペクトル拡散法では加法性白色ガウス雑音(AWGN),QIM法では二元対称通信路(BSC)で近似することができる。ロバスト性を改善するために誤り訂正符号を導入すれば,スペクトル拡散法では軟判定復号法を使用できる。一方,QIM法では透かし情報の抽出方法を考慮すると,硬判定復号法を使用しなければならない。本稿では,埋め込み特性や抽出方法を検討し,透かし画像の劣化が等しくなる条件下で誤り訂正能力を評価する。実験から性能におけるデジタルコンテンツの依存性を明確にした。(著者抄録)