特許
J-GLOBAL ID:201603016554868805

電力変換装置および装置部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-192967
公開番号(公開出願番号):特開2016-067071
出願日: 2014年09月22日
公開日(公表日): 2016年04月28日
要約:
【課題】電力変換回路においてスイッチ素子の両端電位差の自励的な振動を抑制【解決手段】昇圧チョッパ装置1は、スイッチ素子12、コンデンサ13、ダイオード11、主電流経路Rm及びゲート電流経路Rgを備える。経路Rmは、スイッチ素子12のドレインとソースとの間で電流がコンデンサ13を通って流れる電流経路である。経路Rgは、スイッチ素子12のゲートとソースとの間で電流がスイッチ素子12の外部を通って流れる電流経路である。昇圧チョッパ装置1は、Ls/CgdがLd/CgsとLg/Cdsとの間の値になるように実装される。経路Rmと経路Rgとの相互インダクタンスはLs、経路Rmの自己インダクタンスとLsとの差はLd、経路Rgの自己インダクタンスとLsとの差はLgである。ゲートとドレインとの間の静電容量はCgd、ゲートとソースとの間の静電容量はCgs、ドレインとソースとの間の静電容量はCdsである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一対の第1通電電極(12D)と第2通電電極(12S)との間を、制御電極(12G)に印加される電圧または電流に応じて、電気的に導通した導通状態および電気的に導通していない非導通状態の何れか一方に切り換える第1スイッチ素子(12,211)と、 前記第1スイッチ素子に対して直列に接続されるコンデンサ(13)と、 前記第1スイッチ素子に対して直列に接続される第2スイッチ素子(211)もしくは整流素子(11)と、 前記第1スイッチ素子により前記導通状態および前記非導通状態の何れか一方に切り換える場合に、前記第1通電電極と前記第2通電電極との間で電流の交流成分が前記コンデンサならびに前記第2スイッチ素子もしくは前記整流素子を通って流れる主電流経路(Rm)と、 前記第1スイッチ素子により前記導通状態および前記非導通状態の何れか一方に切り換える場合に、前記制御電極と前記第2通電電極との間で電流の交流成分が前記第1スイッチ素子の外部を通って流れる副電流経路(Rg)とを備え、 前記主電流経路と前記副電流経路との相互インダクタンスを第1インダクタンス(Ls)とし、前記主電流経路の自己インダクタンスと前記第1インダクタンスとの差を第2インダクタンス(Ld)とし、前記副電流経路の自己インダクタンスと前記第1インダクタンスとの差を第3インダクタンス(Lg)とし、 前記制御電極と前記第1通電電極との間の静電容量を第1静電容量(Cgd)とし、前記制御電極と前記第2通電電極との間の静電容量を第2静電容量(Cgs)とし、前記第1通電電極と前記第2通電電極との間の静電容量を第3静電容量(Cds)とし、 前記第1インダクタンスを前記第1静電容量で除した値を第1除算値とし、前記第2インダクタンスを前記第2静電容量で除した値を第2除算値とし、前記第3インダクタンスを前記第3静電容量で除した値を第3除算値として、 前記第1スイッチ素子により前記導通状態および前記非導通状態の何れか一方に切り換える場合に、前記第1除算値が前記第2除算値と前記第3除算値との間の値になるように実装されている ことを特徴とする電力変換装置。
IPC (1件):
H02M 3/155
FI (2件):
H02M3/155 E ,  H02M3/155 Y
Fターム (10件):
5H730AA02 ,  5H730BB13 ,  5H730BB14 ,  5H730BB57 ,  5H730DD04 ,  5H730DD16 ,  5H730EE13 ,  5H730ZZ04 ,  5H730ZZ11 ,  5H730ZZ13
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 回路基板及び回路基板の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-091207   出願人:株式会社デンソー
  • 半導体装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-322971   出願人:ルネサスエレクトロニクス株式会社
  • CMOS集積回路及び増幅回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-254071   出願人:サムソンエレクトロ-メカニックスカンパニーリミテッド.

前のページに戻る