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J-GLOBAL ID：201702223977150519   整理番号：17A0540527

サーバ移動サービスにおける最小支配集合を用いたワークプレース容量設計手法

A Design Method of Work Place Capacity Using Minimum Dominating Set in Server Migration Service

著者 (4件)： 合田一歩 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  福島行信 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  村瀬勉 (名古屋大) ,  横平徳美 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 484(NS2016 157-253)  ページ： 77-82  発行年： 2017年02月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： IaaS型クラウドサービスで稼働するネットワークアプリケーション(NW-App)の通信品質を改善するためにサーバ移動サービスが提案されている。このサービスではNW-Appのサーバが稼働できる計算機(WP:Work Place)がNW内に分散配置されており,サーバはより良い通信品質が得られるWPへ移動できる。サーバ移動サービスプロバイダの経済性を高めるためには,NW内の各WPに割り当てられるリソース量(容量)を必要最小限に抑えつつ,NW-Appに対して良好な通信品質を提供することが重要である。本報告では,WPに割り当てられる容量の総和があらかじめ定められるという前提の下で,NW-Appの通信品質を極力改善できるようにどの場所へどれだけの容量を持つWPを配置するかを決定する問題(WP容量設計問題)に取り組む。この問題に対して,本報告では2つの手法を提案する。提案手法1はより多くのサーバが滞在するであろう場所により多くの容量を持つWPを配置しようとする手法である。提案手法2は,WP容量設計問題を最小支配集合問題に帰着して解くことにより,NW内の任意の場所で少なくとも1つのWPとの間でNW-Appの要求水準を満足する通信を行えるという条件を満たすようにWPを配置しようとする手法である。(著者抄録)

シソーラス用語： *計算機システム ,  *移動 ,  *サービス ,  改変 ,  *集合 ,  *容量 ,  *設計 ,  インフラストラクチャー ,  応用プログラム ,  品質 ,  配置 ,  供給者 ,  *サーバ【計算機】 ,  ネットワークアプリケーション ,  サービスプロバイダ ,  *職場
準シソーラス用語： *最小化 ,  *支配集合 ,  *ワークプレイス ,  IaaS型クラウドコンピューティング ,  通信品質 ,  分散配置

分類 (1件)： その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (8件)：

• M. Armbrust et al., ′′A view of cloud computing,′′ Communications of the ACM, vol. 53, Apr. 2010, pp. 50-58.
• ′′Amazon EC2.′′ http://aws.amazon.com/ec2.
• 神崎 康治,福島 行信,村瀬 勉,横平 徳美,須田 達也,′′サーバ移動サービスにおけるサーバ追い出しアルゴリズム,′′電子情報通信学会 技術研究報告(IN2010-171), pp.163-168, Mar.2011.
• 中川 真里,山中 麻人,福島 行信,村瀬 勉,横平 徳美,須田 達也, ′′サーバ移動サービスにおける移動先決定アルゴリズム,′′電子情報通信学会 技術研究報告(NS2011-99), pp.93-98,Oct.2011.
• A. Yamanaka, Y. Fukushima, T. Murase, T. Yokohira, and T. Suda, ′′Destination selection algorithm in a server migration service,′′ in Proc. of CFI, pp. 15-20, Sept. 2012.

タイトルに関連する用語 (5件)： サーバ ,  サービス ,  支配集合 ,  ワークプレース ,  設計手法