抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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イチゴ栽培においては,挿し苗の育苗効率を高めることは極めて重要である。本研究では,イチゴ品種‘さちのか’を挿し苗育苗し,挿し苗時期,苗の大きさとクラウンの深さが花芽分化と開花に及ぼす影響について調査した。その結果,挿し苗が早いほど,また大きいほど,花芽分化と開花が早くなる傾向が認められた。クラウン露出処理は,花芽分化を促進する効果があったが,その効果は育苗日数が短い小苗ほど大きかった。花芽分化に及ぼす日長の影響については,‘さちのか’が気温の低下に反応して花芽分化する限界日長は12時間50分ほどであることがわかり,‘女峰’よりも少し短いと推定された。