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J-GLOBAL ID：201702268737115437   整理番号：17A0605054

長時間モバイル胎児監視に特化した超大口径極低消費電力1MHz CWドプラシステムとその設計,試作,試用経験

Design, Prototyping and Field Experience of Ultra-Large Aperture 1MHz CW-Doppler System Dedicated to Long Term Continuous Mobile Fetal Monitoring

著者 (5件)： 松本成史 (旭川医大 病院 臨床研究支援セ) ,  幸田学 (秋葉が丘研) ,  服部浩 (服部医院) ,  原量宏 (香川大 瀬戸内圏研究セ) ,  竹内康人 (香川大 瀬戸内圏研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 14(US2017 1-13)  ページ： 33-36  発行年： 2017年04月20日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は実生活空間における妊婦自身による自律管理の下に何日もの長時間の連続動作する事を目的とする,動態(モバイル)胎児監視に特化した,超大口径(8cm)極低消費電力(20mW)の1MHz CWドプラシステムに関する物であり,本報告においてはその要件定義と開発の経緯,また設計,試作,試用経験の概要を紹介する。スタンドアロン形式の,また院内空間テレメトリー形式の胎児監視におけるドプラ胎児信号採取がこの30余年にわたりロングパルス・パルスドプラをデファクトスタンダードとする事に反し,本研究においては回路量,部品量,消費電力等の究極的な軽薄短小化のために,CWドプラに先祖帰りした。その代償として,本装置は送受総計16個の振動子を一斉に利用する。(著者抄録)

シソーラス用語： *胎児監視 ,  *妊婦 ,  携帯型 ,  *管理 ,  計測 ,  超音波検査 ,  遠隔測定 ,  ダウンサイジング ,  振動子 ,  患者 ,  超音波振動子 ,  Doppler測定 ,  Doppler超音波検査法
準シソーラス用語： Doppler計測 ,  Doppler超音波検査 ,  テレメトリ ,  *モバイル ,  *自律管理

分類 (1件)： 音響信号処理  (BB03050C)

引用文献 (5件)：

• (原典よりもこの解説記事の方が読みやすい)原量宏、”崩壊する周産期医療を救う IT”、情報処理 vol.51 No.8(Aug.2010) pp1039-1948.
• 八木憲一郎、”適応型イコライザーを備えた 1MHz ドプラ装置”、日本産科婦人科学会誌 vol.39 No.2(1987.2)pp279-286.
• 竹内康人、”胎児監視のためのフロントエンド電子装置は何処まで簡素化ないし軽薄短小化できるか”、信学技報 US2009-116(2010.2)
• 竹内康人、”CWドプラ装置の小型低消費電力化への再検討”、信学技報 US93-29(1993.7)
• 竹内康人、”遠隔胎児監視システム構築のための胎児心拍陣痛テレメーター送信機の試作” 臨床産婦人科 vol.70 No.7(2016.7)

タイトルに関連する用語 (11件)： モバイル ,  胎児監視 ,  特化 ,  大口径 ,  極 ,  低消費電力 ,  CW ,  設計 ,  試作 ,  試用 ,  経験