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J-GLOBAL ID:201702281890672174   整理番号:17A0495181

室野泥火山(中部日本)の地震及び地震間の地表変形:レーザ走査でのアプローチ

Seismic and inter-seismic ground surface deformations of the Murono mud volcano (central Japan): a laser scanning approach
著者 (3件):
資料名:
巻:号: Feb  ページ: 4:3 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U0650A  ISSN: 2197-4284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新潟県室野の小規模泥火山は,地域に大規模な地震の発生時ばかりでなく,地震間の静穏期にも活発な地表変動を示している。その場所は,最近になって2004年,2007年,2011年及び2014年の強い広域地震により突然の変形を受けたが,地震間の静穏期にも緩慢な表面変形が報告されている。泥火山の地表標高の変動の空間分布を検知するために,多時間地上レーザ走査を行った。安定した地表の異なった点群において,最接近の点群の距離を最小にする別々の時間で点群データセットを登録し,明確な隆起の周辺でのセンチメートルからデシメートル規模での変形を明らかにした。中央隆起や周辺陥没の両者を含めて,地震誘起の隆起に伴う開口断裂が形成された場所で,地震によって惹き起こされた変形の空間分布は楕円形パターンを示した。地震の変位及び応力場を数値モデル化し,異常な高圧及び/あるいは地表物質の弱体化を局所的な断裂の形成のために考えた。対照的に,2014年の大地震の後に変動したと思われる地域で,連続的な隆起が地震間の静穏期に観察された。将来,更なる測定が泥火山の物理的な地下メカニズムの解明のために必要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 
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