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J-GLOBAL ID：201702282046795343   整理番号：17A1113575

確率論の力 作用素環論と確率論

著者 (1件)： 植田好道 (九大 大学院数理学研究院)
資料名： 数理科学  (Mathematical Sciences)
巻： 55  号： 10  ページ： 22-28  発行年： 2017年10月01日 
JST資料番号： F0930A  ISSN： 0386-2240  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 広義の演算子環論の枠内で,確率論の技法が使われた三つの例を紹介する。一つは漸近表現論に関連してマルチンゲールを取り上げ,指標や後ろ向きマルチンゲール収束定理を紹介した。次に自由確率論に関連してランダム行列を解説した。標準Gauss型自己共役ランダム行列の固有値分布を説明した。最後に離散群論に関連したパーコレーションを取り上げた。有限生成離散群に伴うグラフ上のボンド・パーコレーションを紹介した。

シソーラス用語： *確率論 ,  *演算子 ,  *環 ,  ランダム行列 ,  マルチンゲール ,  指標 ,  パーコレーション ,  表現論
準シソーラス用語： 演算子環 ,  固有値分布 ,  離散群

分類 (3件)： ゆらぎ,ランダム過程,Brown運動,輸送過程の一般的理論  (BA08020B) ,  確率論  (AB09000O) ,  代数学  (AB02000R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 確率論 ,  力 ,  作用素環