文献

J-GLOBAL ID：201702284029267864   整理番号：17A0689774

胎児ドプラオーディオ信号のためのエンベロープを歪ませない瞬時AGC/ALCの検討

Distortion-Free AGC/ALC for Fetal Doppler Audio Signal Envelop

著者 (3件)： 松本成史 (旭川医大 病院 臨床研究支援セ) ,  幸田学 (秋葉が丘研) ,  竹内康人 (旭川医大 脳機能医工学研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 41(US2017 14-20)  ページ： 19-21  発行年： 2017年05月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オーディオ信号処理に一般的に用いられている瞬時AGC/ALC(自動ゲイン・レベル制御)を胎児トプラ信号の受信システムに適用すると,エンベロープの形状に歪みを生じ,心拍数の計測に僅かながら不確定性を招き入れる場面がある。これはAGC/ALCのフィードバックチャンネルにおけるアタックとディケーの最適化しただけでは済まない問題である。この研究においては制御情報の採取経路と被制御信号の迂回路とを僅かな遅延時間をおいて別々にすることにより,この問題を可及的に解決ないし改善する事を試みる。中間結果として,このコンセプトの有効性は実験的に検証できたが,現実の胎児ドプラ信号の場合には他の多くの変動要素が混在するので,この方法自身の有効性が顕在化しない場合がある事が伺われ,さらなる追求が必要であると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 胎児 ,  音波信号 ,  *胎児監視 ,  Doppler効果 ,  心拍 ,  変動 ,  エンベロープ ,  *自動制御 ,  *利得制御 ,  レベル制御 ,  *超音波検査 ,  *Doppler超音波検査法 ,  *自動利得制御 ,  心拍数変動性 ,  胎児心拍数
準シソーラス用語： 心拍変動 ,  胎児心拍

分類 (1件)： 音響信号処理  (BB03050C)

引用文献 (2件)：

• F. E. Terman, ′′Radio Enginner's Handbook′′ Chaoter 7, pp558-560. McGeowHill, 1943
• テレビジョン画像情報工学ハンドブック 1990年版、テレビジョン学会 編集、第14編 2.4.1′′同期回路′′pp890-892.

タイトルに関連する用語 (5件)： 胎児 ,  エンベロープ ,  瞬時 ,  AGC ,  ALC