抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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我々は,集積シリコン光回路における光源応用などが期待されている高Q値フォトニックナノ共振器を用いたシリコンラマンレーザを開発してきた。本レーザ素子は,(100)SOI基板の[100]結晶方向に作製する必要があるため,基板が容易に劈開可能な[110]結晶方向とは平面内で45度の回転ずれが生じていた。本研究では,この問題を解決するために,トップSi層の結晶方位が支持Si層に対して45度回転してある(100)SOI基板上にナノ共振器ラマンレーザを作製した。レーザ発振に重要となる共振器のQ値においては,従来通りの高い値が得られ,1μW以下の超低閾値を持つ室温連続レーザ発振を確認することができた。新しい基板では,レーザの作製方向に対して垂直方向に基板の劈開が行えることも確認した。本結果は,CMOSプロセスを用いたシリコンラマンレーザ素子の大量作製や,他のSiフォトニクス素子との集積化を容易にすると考えられる。(著者抄録)