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J-GLOBAL ID：201802215984508038   整理番号：18A0745356

北限のブナ ブナの花が咲くまで

著者 (2件)： 宮崎祐子 (岡山大 大学院環境生命科学研究科) ,  佐竹暁子 (九大)
資料名： 北方林業  (Northern Forestry, Japan)
巻： 69  号： 2  ページ： 69-72  発行年： 2018年04月01日 
JST資料番号： Y0115A  ISSN： 0388-8045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ブナは数年に一度,多くの個体が一斉に大量の種子を生産する現象が顕著な種の一つである。
・豊凶現象はどのようにして起こる?(現在,この現象を説明しているのは,資源収支モデルである)。
・モデル植物の花芽分化のしくみを応用する(モデル植物,シロイヌナズナを用いた分子生物学的解明)。
・ブナの「フロリゲン」を探す(フロリゲンとは花芽形成経路統合因子と呼ばれる小数の遺伝子であり,ブナにおいてもこの因子が探求されている)。
・花成関連遺伝子の発現量を野外でモニタリングする。
・窒素が花生産のシグナルになっているか?:窒素施肥実験による検証。

シソーラス用語： *ブナ ,  *種子 ,  *花芽形成 ,  花 ,  開花 ,  樹木 ,  遺伝子 ,  遺伝子発現 ,  屋外 ,  監視 ,  窒素 ,  施肥 ,  開花ホルモン ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： フロリゲン

分類 (2件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  発生,成長,分化  (EH02030U)

引用文献 (18件)：

• 荒木崇(2000)化学と生物38:826-829.
• Bouché F et al. (2016) Nucleic Acid Res 44 : D1167-D1171.
• Crone E et al. (2009) Ecol Lett 12 :1119-1126.
• Fornara F et al. (2010) Cell 141 : 550-550e2.
• Han Q et al. (2008) Tree Physiol 28 :1269-1276.

タイトルに関連する用語 (2件)： ブナ ,  花