抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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物体検出のタスクが困難である原因の1つに,正例の数に比べて負例の数が非常に多くなるという学習データの不均衡の問題がある。本稿では,この問題を解決するべく,高速且つ高精度な識別器の構築のために広く使われている“Cascade”の考え方を取り入れた新たなネットワークアーキテクチャ“CasNet”の提案を行う。CasNetは,それ単体ではシンプルなネットワークであるが,既存のConvNetsの各層に連結することでステージ(段)を構成する。各ステージにおいて,学習時に学習の阻害となるような負例を上手く棄却することで,ConvNetsでは,より識別が難しいサンプルを重点的に取り扱うことが可能になる。PASCAL VOC2012から作成したデータセットを用いた性能評価の結果,CasNetによって,学習の効率化及び最大で8.71%の精度向上が確認された。(著者抄録)