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J-GLOBAL ID:201802231726393195   整理番号:18A1370300

奄美大島の河川下流域に成立する河畔植生と外来植物の定着状況

著者 (3件):
資料名:
号: 59  ページ: 5-6  発行年: 2018年03月30日 
JST資料番号: L1023A  ISSN: 1345-0441  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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奄美大島における河川下流域の河畔植生は固有種や絶滅危惧種は多くないものの全体として種多様性の高い植生が成立している。しかし,外来種も多くその影響が懸念される。そこで本研究では,河川下流部の群落の立地環境と,外来種の定着状況を明らかにすることを目的とした。奄美大島の大川と住用川では外来種としては,砂礫堆上の群落では共通してシロノセンダングサ,アメリカハマグルマ,ムラサキカッコウアザミなどが出現していた。一方,水際に近い湿生立地ではオオフサモ,セイヨウミズユキノシタ,メリケンガヤツリなどが優占していた。水際から砂礫堆の上部にかけての立地環境の変化にともなって,外来種の種組成も変化しており,それぞれの立地で在来種との競合状態にあると考えられた。特定外来種のオオフサモは大川では分布が確認された。大川におけるオオフサモの分布地点は2016年5月の時点で高密度17ヶ所,低密度4ヶ所,同年8月時点では高密度19ヶ所,低密度58ヶ所であった。オオフサモの分布地点は増水時の攪乱と流路の移動などによって年内あるいは経年の変動が大きい可能性があり,それを把握することが今後の課題である。(著者抄録)
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分類 (1件):
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植物学研究法 

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