文献

J-GLOBAL ID：201802240518279701   整理番号：18A1719700

農業施設に関わる研究・技術の最近の展開-地熱利用の研究動向-

著者 (1件)： 大橋慎太郎 (新潟大 農)
資料名： 農業施設  (Journal of the Society of Agricultural Structures, Japan)
巻： 49  号： 3  ページ： 110-116  発行年： 2018年09月25日 
JST資料番号： L0964A  ISSN： 0388-8517  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・地熱および地中熱の利用技術の解説,農業施設における実例や開発技術の紹介,および今後の課題について解説。
・地熱を利用した発電方式にはフラッシュ発電,バイナリー発電および高温岩体発電があり,日本の地熱資源量は世界第3位であるにもかかわらず,地熱発電所の総容量は小さいまま推移しており,今後の利用技術の進展が期待。
・農業施設での応用例として,花卉,野菜,海草などの栽培への温湿度制御機能としてのヒートポンプシステムを紹介。
・今後の課題としては,熱効率の向上,小型化,環境保全対策,コスト低減化が重要。

シソーラス用語： *地熱利用 ,  地中熱 ,  *地中熱利用 ,  地熱 ,  二流体発電 ,  地熱発電 ,  高温岩体 ,  温度制御 ,  湿度調節 ,  *ヒートポンプ ,  栽培管理機器
準シソーラス用語： バイナリー発電 ,  フラッシュ発電 ,  高温岩体発電

分類 (3件)： 農業機械・施設一般  (FB03010O) ,  地熱エネルギー  (LB03040B) ,  地熱発電  (NB03110F)

引用文献 (27件)：

• 芦澤洋蘭園(2014):ヒートポンプを活用してコチョウラン栽培の刷新図る,農業電化,67(7),4-5.
• 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(2014):NEDO再生可能エネルギー技術白書,第2版,森北出版,451-488.
• 後藤文之・庄子和博・石井雅久(2014):宮城県内の園芸施設に設置した地中熱源ヒートポンプのCOP測定と植物の成分分析,農業電化,67(6),8-14.
• 石丸美奈(2014):環境問題 地熱エネルギーの可能性,共済総研レポート(134),41-47.
• (有)黄木バラ農園(2014):エコモード方式を導入し寒冷地で高品質バラを生産,農業電化,67(7),2-3.

タイトルに関連する用語 (5件)： 農業施設 ,  研究 ,  展開 ,  地熱利用 ,  動向