抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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我々は,空間的に隔てた環境における遠隔操作が可能な超電導アクチュエータの開発を行ってきた。開発する超電導アクチュエータは,移動子である高温超電導バルク体(以下バルク体)と固定子である平面配列された電磁石群で構成されている。固定子から三次元的な磁場分布を発生させ,特定の磁場分布が捕捉されている移動子に,浮上・水平方向への移動及び回転を可能としている。これまでの研究では,床に沿ったバルク体の搬送(床走行)と壁に対して水平に電磁石を配列することによる壁に沿ったバルク体の搬送(壁走行)の2つの走行形態について提案・検討してきた。今までの研究では,2つの走行形態間の移行には床面に対し45°傾けた4極電磁石を用いて行われた。本研究では,新たな走行形態移行機構として18個のネオジム永久磁石を円弧レール状に配列したPMレールを設計・開発し,その有用性および動的特性について実験的に検証した。(著者抄録)